研究事務局の伊藤と中島で、栃木県立がんセンターを訪問し、本試験に関するディスカッションを行いました。
当日は、医師、診療放射線技師、医学物理士、看護師、CRCと全職種の方々にお集まりいただきました。
同センターからはこれまでに2名のご登録をいただいておりますが、いずれの症例も登録前にSBRTプランを作成し、線量制約を満たすかどうかを確認されたうえでご登録いただいているとのことで、先生方の熱意と丁寧さが強く印象に残りました。確かに、脊椎転移には規定を満たせない症例も存在します。そのような場合の逸脱はやむを得ないため、過度にご懸念なさらずに、まずはご登録いただければとお伝えしました。
当日は、井上先生が担当された再照射2例についてディスカッションを行い、再照射が日常診療に根付いていることを実感しました。さらに、緩和照射の患者さんに対して、看護師が日常的に疼痛質問票を作成されていることを伺い、大変感銘を受けました。
今回の訪問を通じて、井上先生を中心としたチームとしての一体感と、各職種における高いプロフェッショナリズムを強く感じました。ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。