第5回ブーストアップミーティングを2月26日(水)18:00~18:30に開催しました。
今回は「QOLについて」をテーマに、本試験のQOL調査研究事務局を担当されている齋藤哲雄先生にミニレクチャーを行っていただきました。
がん患者、特に骨転移患者は基礎疾患を有していることが多く、ベースラインからスコアを測定し、経時的かつ定量的にその推移を追う解析手法が重要であるとのことでした(CTCAEではベースラインの記録やグレードの推移を評価することがほぼない)。
また、安田先生からは、HR-QOL調査の主要評価項目の決め方についてご質問がありました。
安田先生は現在、JCOG試験のプロトコールを作成中であり、試験間のコミュニケーションが取れる環境は、放射線治療グループにとって大きな利点になると感じました。
また、栃木県立がんセンターの井上先生から緩和照射の現状をうかがいました。
ご多忙のところご参加いただきまして、ありがとうございました。
次回のブーストアップミーテイング開催は2025/2/26を予定しております。皆様のご参加をお待ちしております。