第6回ブーストアップミーティングを3月26日(水)18:00~18:30に開催しました。
今回は、参加施設にご回答いただいたアンケート結果をご報告しました。得られた結果から以下のような対策が有効と考えました。
- 初回緩和照射において高線量照射が6.0%に行われた。標準線量の徹底をお願いする。
- 初回照射時に、再照射の選択肢を患者や主治医に伝える。
- 再照射割合が4.1%と極めて少ない。不適格患者の43%は脊髄圧迫であった。こういった患者は放射線科医が定期フォローすることで適切な再照射が可能。薬物療法中の患者は可能な限り定期フォローの実施をお願いしたい。
参加者からは、「定期フォローができないため、カルテフォローを行った。」「学内の勉強会で再照射をテーマに情報発信する予定。」「研究事務局の施設訪問によって若手医師が再照射を患者に説明するようになった。」「骨転移CBで再照射に関する情報提供をした。」など、各施設の取り組みを伺いました。
これまで参加されていない先生方ともコミュニケーションをとるため、来年度より少数の施設で集まってミーティングをしたいと思います。引き続きのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。